ゲームで医療・介護予防

医療 ゲーム

医療 ゲームについて

ゲームで医療・介護予防

先日、通販の番組内で、スクリーンに瞬時に表示される4,5文字程度の数字を、90歳のおばあさんが軽々と答えるのを目にしました。
商品は脳にいいようなものの宣伝だったと思いますが、次々と表示される問題に対してクリアしていく楽しさがあってはまっているということをおっしゃっていて、意外にも老人もこういうのが好きなんだなという印象がありました。
現在、医療分野への利用の可能性を示す研究開発を九州大学のチームが行っているそうです。
ゲーム業界で培われた、わかりやすい・熱中しやすい・やめられないとまらないといった人を引き付けるノウハウを、医療・福祉の現場に活用していこうという展望のもと、日々研究を行っているそうです。
ロコモ(運動器機能の低下により要介護になるリスクが高まること)対策に、画面を見ながら片足立ちをしながらバランスをとるゲームや、脳卒中の後遺症である半側空間無視のリハビリゲームなどを製作し、高齢者が可能な限り長く自立可能な、健康的な社会の実現に向けて頑張っておられるそうです。
今はまだ30代で自立して動くことが当たり前ですが、将来的に自分も高齢になったときに自立して元気に動いていられる年寄りになりたいと切実に思いました。